「空白の2時間」は、まだ公開されていません。
全面公開をして、はっきりさせましょう!
仙谷官房長官の国会答弁「今回の事件で負傷者はひとりも出なかった」
というのが、本当であるのか嘘であるのかが、はっきりします。
ビデオの無条件全面公開まで、圧力をかけ続けましょう。
国民に、知らさるべきものを知らせていないのです。
世界の目を醒ますヘラトリ・トピックス …メル友北海道(北海道正心館)
ヘラトリ第9号「1番肝心なところが流出(公開)されていない!」 前号(ヘラトリ第8号)を発信した翌日の昨日、神戸の海上保安官が、「私が流出させた」と名乗り出て、出頭したことは、皆様ご存じのとおりです。 但し、身柄確保から24時間以上たった本稿執筆時点(11日午後5時)で、未だその保安官は逮捕されておらず、公判に耐え得る裏付けの確保に、警視庁も苦労しているようです。 また、書類送検を受ける検察庁にしても、「果たして国家機密に当たるのか(守秘義務違反が成立するのか)はなはだ疑問」という学者が過半を超える現状では、大阪地検の不祥事(証拠捏造(ねつぞう))で、菅政権(仙谷長官)から脅しをかけられてさえいなければ、果たして裁判所に起訴するかどうかも、あやしいところでしょう。
それにしても、今回の「尖閣列島漁船事件」では、中国政府に首根っ子をおさえられていて、"とおり一辺倒"の記事しか書かない大手新聞(産経を除く)を尻目に、週刊誌の快調さが目立ちます。 今日発売の週刊「文春」、「新潮」にしても、いくつか面白い指摘がありました。 つまり、『流出した「編集済ビデオ」の中には登場してこない、“空白の2時間”が存在する』というのです。
海保職員は、モリで突き刺されたのか?
国会議員に開示された映像は、わずか6分。 YouTubeに流出したビデオですら、44分。 これに比べて、編集前の生(ナマ)の映像は、両誌の報道によると、約10時間あるといいます。 中国「漁船」が巡視船「みずき」に衝突してきたのが、9月7日午前10時56分。 これに対して、「みずき」が漁船に強行接舷(せつげん)し、実際に船長を逮捕したのが、午後0時55分。 この2時間の間、もちろん、ビデオ撮影は続行されていたわけですが、この空白の2時間に関する真相が、まったく伝わってきません。 すでに、石原都知事、佐々淳行元内閣安全保障室長、ジャーナリストの恵隆之介氏の3氏が、「(この2時間の間に、中国"漁船員"は、少なくとも)海上保安官を海に突き落とした上で、モリで突き刺した」という趣旨の発言をしています。 これが事実だとすれば、「今回の事件で負傷者はひとりも出なかった」という仙谷官房長官の国会答弁は、完全に偽証だったことになります。 それでなくても、ネット上では、これらの「負傷者」が、実名入りで流れ始めているのです。 関係者は、モタモタしていてはなりますまい。
中国側ニュースに映る"不審な映像"
現に、この事件を報道した中国側のニュースの映像には、不思議な場面が登場します。 問題の漁船の側に、「救命用の小型ボート」が存在しているのです。 この「小型ボート」は、一体、何をしていたのでしょうか? 通常、「救命用小型ボート」というのは、海に「転落」した人の救出以外には、使用されないはずなのですが。 仙谷長官よ、自らが「偽証罪」に問われたくなければ、10時間の撮影映像を、無条件で全面公開することである。
質問趣意書、証人喚問、国政調査権発動…… やれることは、いくらでもあるでしょう!
心ある国会議員ならば、質問趣意書(国会質問)を連発して、この"空白の2時間"の全貌を明らかにさせるべきでしょう。 「捜査中の事案なので、コメントは控えます」とは言わせまい。 今回の海上保安官の情報漏えい(44分間の映像)とは、何の関係もない話なのですから。 そして、仙谷官房長官自身を、国会に「証人喚問」することです。 「どこまで事前に情報を知っていたのか」それを国会で「証言」させること自体が、次なる「偽証」を生み出すことになるでしょう。
とにかく、"ビデオの無条件全面公開"まで、圧力をかけ続けましょう。 国民は、まだあまりにも、知らされていないことが多すぎるのです。 沖縄県民も、来たる県知事選に向けて、あまりにも"情報管制下"にありすぎるように見受けられます。 「真実」が伝えられなければ、「正しい政治選択」はできません。 「明日は我が身」どころか、「今晩には我が身」となる現実を、本土はもちろん、沖縄本島の方々にも、知っていただかなければならないのです。
北海道正心館館長 小林早賢 |
|
[関連記事]
※ヘラトリ第8号「殉職者が出たのか、はっきりさせよ!」
※ヘラトリ第7号「情報公開の威力を見よ!」
※ヘラトリ第5号「中国と北朝鮮を、憲法9条の適用除外国に指定しよう!!」
…大川隆法 大講演会「宗教の復活」
※ヘラトリ番外編!『お尻に火がついた日銀総裁』
■尖閣事件に関しては、
Let's try to get great change!村田純一
をお勧めします。
コメント