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2010年11月12日 (金)

ヘラトリ第9号「1番肝心なところが流出(公開)されていない!」

「空白の2時間」は、まだ公開されていません。
全面公開をして、はっきりさせましょう!
仙谷官房長官の国会答弁「今回の事件で負傷者はひとりも出なかった」
というのが、本当であるのか嘘であるのかが、はっきりします。

ビデオの無条件全面公開まで、圧力をかけ続けましょう。
国民に、知らさるべきものを知らせていないのです。
 
世界の目を醒ますヘラトリ・トピックス …メル友北海道(北海道正心館)

ヘラトリ第9号「1番肝心なところが流出(公開)されていない!」
 
前号(ヘラトリ第8号)を発信した翌日の昨日、神戸の海上保安官が、「私が流出させた」と名乗り出て、出頭したことは、皆様ご存じのとおりです。
但し、身柄確保から24時間以上たった本稿執筆時点(11日午後5時)で、未だその保安官は逮捕されておらず、公判に耐え得る裏付けの確保に、警視庁も苦労しているようです。
また、書類送検を受ける検察庁にしても、「果たして国家機密に当たるのか(守秘義務違反が成立するのか)はなはだ疑問」という学者が過半を超える現状では、大阪地検の不祥事(証拠捏造(ねつぞう))で、菅政権(仙谷長官)から脅しをかけられてさえいなければ、果たして裁判所に起訴するかどうかも、あやしいところでしょう。

それにしても、今回の「尖閣列島漁船事件」では、中国政府に首根っ子をおさえられていて、"とおり一辺倒"の記事しか書かない大手新聞(産経を除く)を尻目に、週刊誌の快調さが目立ちます。
今日発売の週刊「文春」、「新潮」にしても、いくつか面白い指摘がありました。
つまり、『流出した「編集済ビデオ」の中には登場してこない、“空白の2時間”が存在する』というのです。

海保職員は、モリで突き刺されたのか?

国会議員に開示された映像は、わずか6分。
YouTubeに流出したビデオですら、44分。
これに比べて、編集前の生(ナマ)の映像は、両誌の報道によると、約10時間あるといいます。
中国「漁船」が巡視船「みずき」に衝突してきたのが、9月7日午前10時56分。
これに対して、「みずき」が漁船に強行接舷(せつげん)し、実際に船長を逮捕したのが、午後0時55分。
この2時間の間、もちろん、ビデオ撮影は続行されていたわけですが、この空白の2時間に関する真相が、まったく伝わってきません。
すでに、石原都知事、佐々淳行元内閣安全保障室長、ジャーナリストの恵隆之介氏の3氏が、「(この2時間の間に、中国"漁船員"は、少なくとも)海上保安官を海に突き落とした上で、モリで突き刺した」という趣旨の発言をしています。
これが事実だとすれば、「今回の事件で負傷者はひとりも出なかった」という仙谷官房長官の国会答弁は、完全に偽証だったことになります。
それでなくても、ネット上では、これらの「負傷者」が、実名入りで流れ始めているのです。
関係者は、モタモタしていてはなりますまい。

中国側ニュースに映る"不審な映像"

現に、この事件を報道した中国側のニュースの映像には、不思議な場面が登場します。
問題の漁船の側に、「救命用の小型ボート」が存在しているのです。
この「小型ボート」は、一体、何をしていたのでしょうか?
通常、「救命用小型ボート」というのは、海に「転落」した人の救出以外には、使用されないはずなのですが。
仙谷長官よ、自らが「偽証罪」に問われたくなければ、10時間の撮影映像を、無条件で全面公開することである。

質問趣意書、証人喚問、国政調査権発動……
やれることは、いくらでもあるでしょう!

心ある国会議員ならば、質問趣意書(国会質問)を連発して、この"空白の2時間"の全貌を明らかにさせるべきでしょう。
「捜査中の事案なので、コメントは控えます」とは言わせまい。
今回の海上保安官の情報漏えい(44分間の映像)とは、何の関係もない話なのですから。
そして、仙谷官房長官自身を、国会に「証人喚問」することです。
「どこまで事前に情報を知っていたのか」それを国会で「証言」させること自体が、次なる「偽証」を生み出すことになるでしょう。

とにかく、"ビデオの無条件全面公開"まで、圧力をかけ続けましょう。
国民は、まだあまりにも、知らされていないことが多すぎるのです。

沖縄県民も、来たる県知事選に向けて、あまりにも"情報管制下"にありすぎるように見受けられます。
「真実」が伝えられなければ、「正しい政治選択」はできません。
「明日は我が身」どころか、「今晩には我が身」となる現実を、本土はもちろん、沖縄本島の方々にも、知っていただかなければならないのです。

北海道正心館館長
小林早賢

 
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■尖閣事件に関しては、
Let's try to get great change!村田純一
をお勧めします。
 

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