ヘラトリ第7号「情報公開の威力を見よ!」 とうとう、海上保安庁の中国漁船衝突ビデオが流出しましたね! 広島(安芸)、呉方面への出張中でしたので、第一報が流れ始めた頃は、ホテルでのニュース、空港の乗り継ぎスポットでのニュース映像を観るのみでしたが、それでも十分、衝撃を見てとることができました。 "悪事、露見せざるべからず!" 数々の専門家の指摘にあるように、「極めて冷静」に、かつ「意図的」に、「明らかに上から指示があったと思われるような"統制"のとれた形」で、中国"漁船"の方から衝突してきたことは、一目瞭然です。
ところで、ここまでの報道の中で、私の目を引いた点は、次の点です。 日本のテレビ局が、中国・北京の街角で、道行く北京市民に衝突映像を観せて(YouTubeの映像は、その直後に中国当局によって、中国国内では全削除)、取材したところ、「これは明らかに、中国漁船の方からぶつけているね」とコメントしていたことです。 また、同じく、逮捕された中国人船長の同僚「漁民」に映像を観せて、コメントを求めたところ、「中国の方からぶつけている」と認めた点。 船長の母親に取材しようとしたら、「これは、日本政府の陰謀だ!」と泣きわめきながら逃げ去った姿には、哀愁すら漂いました。 そう、情報公開していけば、日本国内はもちろんのこと、向こうの国内すら、これから崩れていくのです。
実況中断! 配達差し止め! 記者は指名手配!
「情報公開が、あの国を自由化していくだろう」というのは、大川隆法総裁から、講演会等で、何度も出ている言葉です。 (それは、「情報公開で共産党独裁体制が崩壊した"旧ソ連"」を研究した中国政府が、一番嫌がってることでもあります。) あの国の国内で、情報統制が徐々に綻び(ほころび)を見せ始め、"中国政府の事実上のコントロール下にある?"日本の大手新聞でも、その様子が、少しずつではありますが、報道され始めているのは、最近の一つの特徴です。 9/20付けの日経新聞には、「『中国青年報』という新聞が、「四川省の地方政府が違法建設を進めている」という疑惑を報道したところ、その政府から、新聞の配達差し止めをくらった」というニュースを報道していました。 これは、"中国青年報"が胡錦濤主席の出身母体である"共産主義青年団"の機関紙であることから、それに力を得て、(日経が)報道していると思われる点、まだ及び腰ではありますが、しばらく前には見られなかった光景ではあります。 (直近の視点から言えば、「差し止めが出来た」ということは、既にこの時点で(事件発生は8月上旬)、習近平による"胡錦濤切り崩し"が成功しつつあったことも、見て取れます。)
また、以下の"事件"は、中国本土内の日本人駐在員の間では、かなり話題となりましたが、7月には、南京市のプラスチック工場で、"大爆発"が発生しました。 地元テレビ局が、現場から実況中継しようとしたところ、官憲がやってきて、実況中継を中断させられ、代わりに、救助活動を指示する党幹部の動向を報道するように強制されたことが、中国国内の独立系メデイアでは報じられています。 その他、「省政府幹部にインタビューした記者が、その後、録音機を強制的に没収された」とか、「地元有力企業の不正取引を報じた記者が、政府によって、全国指名手配された」というような事例は、枚挙にいとまがありません。 こういう"時代錯誤の感覚"で、中国政府は日本に文句を言ってきているのだということを、どうか読者の皆様はお忘れなきよう、お伝えする次第です。 (ちなみに、"閑話休題的"な話を付け加えれば、漁船問題に絡んで、(株)フジタの社員四人が逮捕された日の夜、「北京国際空港上空(逮捕現場は同空港にほど近い)に、突然、UFO(未確認飛行物体)が出現して、同空港は一時機能停止に陥り、接近していた飛行機便は、軒並み引き返す」という"珍事"がおきたことを、中国国内の一部メデイアは報道しています。 これなども、もし同じことが羽田空港やニューヨークのケネデイ空港で起きたら、世界的な超ビッグ・ニュースになって、年末の「今年10大ニュース」にランキング入りしたことは、間違いないでしょう。 「こういうことが情報統制できる」と考えていること自体、中国政府の頭の古さを感じます。)
アダム・スミスの予言
『ザ・ネクスト・フロンテイア』(大川隆法/幸福の科学出版)の中で、アダム・スミス霊は、「携帯電話の情報網が、統制型の政治体制を倒すだろう」と予言しています。 これは、その書の中にもありますとおり、「経済というのは、情報の自由なやり取りがあって、初めて成長・発展するものなので、それを押さえ込んでの経済成長など、蜃気楼(しんきろう)であり、経済成長と情報統制の両立などあり得ない。 崩壊は時間の問題である」ということを言っているのですね。 経済活動の本質は、「情報を価値(富)に変える」ことです。 この本質を理解していない為政者は、シロアリの大群に襲われた象のようになるでしょう。 最近、「恐怖の予言」も多いですが、大川総裁が、今年二月の講演会の質疑応答でおっしゃっておられたとおり、「予言をする側に、経済の専門知識が欠けている」ケースが散見されるように思われます。 面白い時代になってきました。
いよいよ11.7(日)、 『中国とD道の集い』!
そんな中で、いよいよ7(日)、北海道正心館において、表記小見出しの集いが開催されます。 準備は着々と進んでいて、明日は、大変内容の濃い、かつ、熱気あふれる大集会となることが、予想されます。 この9日には、『世界皇帝を目指す男』(習近平の霊言)が発刊されて、全国の書店に山積みされ、新聞にも大々的な広告が打たれるでしょう。 こうした新しい環境の中、かの国の啓蒙を急ぐためには、何としても、"大いなる光の結集"が必要です! 一人でも多くの方に、『世界伝道のための祈り』に御参加いただけますよう、心からお願い申し上げます。
[追伸] 二日前に広島・安芸支部を訪問し、そこで「通常の講話会のほかに、アップロード用の収録もさせてほしい」と頼まれましたので、冒頭10分ほどで(結果的には30分?)公開用の話をして、後で関係者が、支部のHPにアップロードしようとしたところ、「ただ今ouTubeの方で、内容確認をしております」と検閲?!まがいのことをされたそうで、「おかげで通常より2日遅れた」と、関係者が文句を言っておりました。 「この"スピード経営の時代"の時代に何を言っておるのか」という感じですが、「ヘラトリのことも検閲にかけよう」という魂胆?!なのでしょうか(笑)。 「なめんなよ」というところですね。 |
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