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2010年7月

2010年7月27日 (火)

田母神俊雄-NY講演会

田母神俊雄-NY講演会は、
2010年3月26日、ニューヨークにて開催されました。

私は、田母神さんのお話がとても好きです。
田母神さんのツイッターも拝見しております。

ところで、タモちゃんのおきまりのギャグは、開口一番の
「危険人物の田母神です」。
そして、話のところどころに、ユーモアが入っていますね。

お金と時間があれば、ニューヨークへ行って、
講演を聴いてみたかったです。

動画は01から20まであります。
全部視聴すると、長時間になるので、
何回かに分けて視聴するのもいいでしょう。
どうぞ、お楽しみ下さい。

2010-03.26 田母神俊雄-NY講演会 01

 
2010-03.26 田母神俊雄-NY講演会 02
2010-03.26 田母神俊雄-NY講演会 03
2010-03.26 田母神俊雄-NY講演会 04
2010-03.26 田母神俊雄-NY講演会 05
2010-03.26 田母神俊雄-NY講演会 06
2010-03.26 田母神俊雄-NY講演会 07
2010-03.26 田母神俊雄-NY講演会 08
2010-03.26 田母神俊雄-NY講演会 09
2010-03.26 田母神俊雄-NY講演会 10
2010-03.26 田母神俊雄-NY講演会 11
2010-03.26 田母神俊雄-NY講演会 12
2010-03.26 田母神俊雄-NY講演会 13
2010-03.26 田母神俊雄-NY講演会 14
2010-03.26 田母神俊雄-NY講演会 15
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2010-03.26 田母神俊雄-NY講演会 17
2010-03.26 田母神俊雄-NY講演会 18
2010-03.26 田母神俊雄-NY講演会 19
2010-03.26 田母神俊雄-NY講演会 20

 
[田母神俊雄 関連記事]
未来ビジョンTV 第5回「日米安保は必要か?」
タモちゃん現象
 

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2010年7月26日 (月)

【拡散希望】やまと新聞応援キャンペーン

「ねずきちの ひとりごと」さんから、拡散希望がありましたので、拡散します。
ささやかな活動で、日本を救えるのならば、素晴らしいことです。
まずは、大和新聞社 という存在を知って下さい。
 
ねずきちの ひとりごと

【拡散希望】やまと新聞応援キャンペーン
 

やまと新聞社のホームページ
Hp_50

みなさんへのご提案です。
それは、「やまと新聞」をみんなで育てよう!というものです。

今後の保守系市民活動において、民主党の日本解体法案提出の阻止は、とても重要な課題です。

参議院の過半数割れですが、部分連立(政策連立)で、法案が提出されない保証はありません。

これに対抗するのに、もちろん街宣デモも必要ですが、できればもっと広く、日本国民を大々的に巻き込んだ運動への展開が、不可欠です。

そのとき、メディアの力は、とても大きな役割を担いますが、ほぼすべてのマスコミが、反日に与する中、正しく本当のことを報道してくれる新聞社が1つだけあります。「やまと新聞」です。

日本解体法案が提出された時、「やまと新聞」の号外がすぐにでも打ち出せれば、全国各地で日本国民全体に知らせることが可能になります。

そして、やまと新聞が動き出せば、他のマスコミも巻き込んだ「反民主、反日本解体法案」の運動を展開することも、夢ではなくなります。

このことは、「口蹄疫号外」で証明済みです。

この号外の規模をさらに大きくすれば、国民的運動へと広がっていけるものと思います。

ただし、このやまと新聞さんの力を借りた国民運動への準備として、2つの課題をクリアしておく必要があります。

■1つは資金です。
 お金がないと号外を刷れません。

■もう1つは、やまと新聞の存在を多くの保守市民が知る事、興味を持つことです。

この2つをクリアしておく必要があります。

そのために、一万人規模の「やまと新聞応援キャンペーン」を実施したいと思います。

─────────
やまと新聞応援キャンペーン
 実施要綱
─────────

┏━┓
┃1┃ 8月10日をやまと新聞の日と定める。
┗━┛ (やまと新聞社了承済みです)
┏━┓
┃2┃ 「月々500円で購読者になれる、
┗━┛ みんなで入会しようよ」と、
    やまと新聞を推薦する。
┏━┓
┃3┃ 8月10日に向けて、
┗━┛ ブログなどの各自の情報発信の場で、
    一斉にやまと新聞の紹介をする。

フライング紹介もOKですが、8月10日までは、みんなで必ず実施する。
この期間、どこのブログでも、どこの団体でも、どこの情報発信網でも、やまと新聞の名を出すことが、とても重要です。

みんなの力で、大々的に広めていってもらいたいと思います。

─────────
キャンペーンの効果
─────────

┏━┓
┃1┃ 不当法案抑止力効果
┗━┛

日本解体法案をマスコミが報道しないのは、日本人全体に正しい情報が広まったら、法案を提出した政党、賛同した政治家が壊滅的なダメージを受けるからです。

やまと新聞が多くの会員数と資金力を持ち、日本解体法案が提出されたと同時
に、号外を出すことを表明するだけでも、それは大きな圧力となります。

さらに、実際に多くのボランティアが各駅前において号外を配布する準備を整えていると知れ渡ったら、それだけでも日本解体法案の提出に対する強大な抑止力になります。

ネット上の抗議活動だけでも、抑止力になるのですから、新聞で号外が出されるとなると、政治家がためらうのは間違いありません。

「提出推進派の中心人物の選挙区では、全世帯に配布する」

ぐらいの意気込みを表明しておけば、提出を口にする事すらなくなるかもしれません。

┏━┓
┃2┃ 報道関係者への圧力
┗━┛

やまと新聞が、多くの国民の支持を受けて、規模を拡大していったら、日本のマスコミも正常化する可能性が高まります。
(もちろん、一部の新聞社は廃刊してもらうしかないのですが)

保守系新聞のやまと新聞が、ビジネスモデルとして成功を収めた場合、売り上げ減少に苦しんでいる大手新聞社が、保守系に乗り換えることもありえます。
少なくとも、そういった記事を増やそうと、現場の報道関係者が動いてくれる可能性は、おおいにあります。

そうでなければ、やまと新聞に読者を奪われて、消えてなくなるだけなので
すから。

日本の新聞社が、業界内の動き(自浄作用)によって正常化する最後の機会が「やまと新聞」の購読者拡大にあるということができます。

┏━┓
┃3┃ どこでも手渡せる新聞
┗━┛

日本解体法案反対のチラシやビラの配布は思うようにいきませんが、「新聞の号外」ならば、駅前で「号外でーす」と言うだけで、手が足りないと思うぐらいに配布することが可能になります。

また、職場でも、「こんなチラシやビラがあるんだけど。」と見せるのはためらってしまう方であっても、「こんな号外を駅前で配っていたよ。何部かもらってきたから、読んでみる?」と、簡単に話題にできます。

号外を普通に手渡すことも可能です。

号外は、チラシ・ビラ配り未経験の方であっても、ベテラン級の保守活動家と同じだけの実行力を私たちに持たせてくれます。

それだけ、歴史と伝統ある新聞社の情報の発信力は大きいのです。

それを、保守活動に活かしましょう。

↓やまと新聞のHPアドレスです。
http://www.yamatopress.com/

↓やまと新聞の会員申込ページのアドレスです。
http://www.yamatopress.com/mediabox/mem.html

≪やまと新聞社の会員登録用バナー≫は↓です。
タグを付けておきますので、是非みなさんのサイトに貼りつけてください。

やまと新聞会員お申込みページにリンクするタグ

下の窓の中味をコピペすると、上のバナーをご自分のHPに貼ることができます。


 

もう時間がない。戦おう!(作成:やまと新聞社)


日本の心を伝える会 日心会

 

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2010年7月25日 (日)

地デジ強制移行に反対

地デジ強制移行に反対します。

私の家には、テレビが3台あります。
そのうちの1台は、母親が自分の部屋のテレビを
地デジのものに買い換えました。
しかし、残りの2台はアナログテレビのままです。
テレビが壊れたら買い換えますが、
それまでは、買い換える気はありません。
また、ビデオもアナログ放送対応のものなので、
録画には使えなくなります。(再生としては使える)

地デジにしたい人は地デジにすればいいと思いますが、
全ての国民が地デジ化を望んでいるわけではありません。

1台でも、日本にアナログテレビで見ている人がが存在する以上は、
デジタルとアナログの両方式の放送を続けるのが筋です。

最近では、アナログ画面は、上下がカットされ、右上に、
「アナログ」表示されています。
(横長のアナログ画面の場合は「アナログ」表示に、気付かないかもしれません)
こんなの嫌がらせです。
買い換えを急かすようにも受け取れる、この姿勢は許せません。

私の予想では、地デジ強制移行は延期になるのではないかと考えています。

以下は「老いてなお」さんのブログから抜粋です。
 
老いてなお

地上デジタルの完全移行の延期を [テレビ]
 

電波を効率的に利用するためにということで進められてきましたが、国民に利益はないように思えます。空いた電波を使うところと、テレビメーカーは得したと思いますが。

下記は西日本新聞の投書です。
 
「地デジの移行強制には反対
 
来年7 月から地上デジタル放送に完全移行の予定である。地デジでは高画質、高音質、データ放送など利便性向上を図るというが、それにはテレビなどの買い替え費用が必要である。低所得者や障害者世帯には補助金などの支援が予定されているというが、現在のテレビで満足している高齢者などの人々が、なぜ多額の支出を強要されるのか。
従来、新製品は受益者負担が原則であり、希望者が負担するのが通例である。今回の強制移行の内容は高齢者にはメリットが少なく負担だけが大きい。2011 年から、しばらくはデジタルとアナログの両方式の放送を続けてほしい。」
 
現在のアナログ画面は上下がカットされたものです。ほとんど嫌がらせです。気づかないのが悪い。買い換えないのが悪いという姿勢です。

 

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2010年7月24日 (土)

未来ビジョンTV 第15回「ニッポンの空を変える」

毎週土曜夜 BS11 22:30~23:00

「未来ビジョン 元気出せ!ニッポン!」
http://www.bs11.jp/news/960/

ニッポンを元気にする技術や考え方を毎週紹介。

2010-07.10(土) 第15回放送 ニッポンの空を変える
ゲスト:中条潮(慶応義塾大学 商学部教授 公共経済学・交通経済学)

ゲストは慶應義塾大学教授・中条潮さんです。
ニッポンの空港の問題は何なのか?どうすれば空港を活性化することができるのか?
ラディカルな発言で国交省(旧運輸省)に出入禁止にもなった経験を持つ中条さんが語ります。

100710未来ビジョン「ニッポンの空を変える」1/3

100710未来ビジョン「ニッポンの空を変える」2/3

100710未来ビジョン「ニッポンの空を変える」3/3

 
キーワード:
未来ビジョン BS11 元気出せ ニッポン 生島ヒロシ 千綿舞子 幸福の科学 alsok 東映 ホウトク 幸福実現党 中条潮 慶応義塾大学教授 地方空港 能登空港 加賀屋 旭川空港 地方活性 LCC 航空自由化 エンブラエル 空港民営化 ジェットスター 格安航空会社 機体小型化 ハブ空港 ブリストル空港


[未来ビジョンTV 関連記事]
未来ビジョンTV 第14回「教育再生プロジェクト」
未来ビジョンTV 第13回「温故知新 名著に学ぶ未来ビジョン」
未来ビジョンTV 第12回「世界に誇れる日本の医療を!」
未来ビジョンTV 第11回「国家戦略、宇宙開発」
未来ビジョンTV 第10回「無税国家ニッポン」
未来ビジョンTV 第9回「野菜は工場で作られる」
未来ビジョンTV 第8回「ママさんパワー活用術」
未来ビジョンTV 第7回「個人マネーが経済を救う」
未来ビジョンTV 第6回「病院改革~経営的手法で公立病院を潰さない~」
未来ビジョンTV 第5回「日米安保は必要か?」
未来ビジョンTV 第4回「ニッポン開国」
石油に替わる燃料「マグネシウム」
未来ビジョンTV 第3回「脱石油社会」
未来ビジョンTV 第2回「リニアが日本を加速する」
未来ビジョンTV 第1回「ロボット産業で未来を拓く!」
新TV番組『未来ビジョン 元気出せ!ニッポン!』がスタート

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2010年7月20日 (火)

大川隆法総裁「選ばれし人となるためには」講義 東京正心館

幸福実現党の潜在能力は宇宙規模ということでしょうか。
日本で認められる前に世界的に認めれらるのが先になってしまいしそうです。
 
オーパさんのブログ

7/17日(土)大川隆法総裁『選ばれし人となるためには』講義 東京正心館
 
幸福実現党の参院選は戦略的には勝っている。1%もずれてはいない。

昨年は、外交・国防では自民・民主は票にならないから選挙の争点から逃げた。

国防問題で鳩山、小沢は敗れた。

幸福実現党は、日米、国防面で先見性があった。よそが嫌がる問題で下手な戦い方をしていたように見えるが戦略的な観点から見ると間違っていないし、流れが変わってきている。

鳩山は環境左翼主義的だったが、菅の場合は国家社会主義の方向に向かっているので先手を打っている。

1ケ月で30%まで落とすという目標。

無神論、唯物論向かおうとしているので、抵抗して、あの世があるのだ、霊界があると、宗教立国を真正面からぶつけたが、選挙にとっては有利ではなかった。

60%から30%まで支持率が下がって自民党が予想外に勝ってしまったが、1番で勝った訳ではない。

マスコミが、社会主義政権、民主党政権を支持する左寄の言論が張れなくなってきた。

消費税だけが争点ではなかった。左翼でやるのか、保守でやるのかが争点であった。

マスコミのとっては、まさかの大敗。民主主義左翼型政策を通すことができなくなった。

自民党も消費税を通すことができない。

戦術としては、政党要件、議席とれなかったが、狙い通りにもっていけて、国難第一、第二も命中させて、この国の国難を救うことができた。

第三となるのは、左翼教育と地方分権で、これも砕破しなければいけない。

去年の10分の1の擁立だったが、戦闘比率は上がっていて、万の台まで取れるところまで来た。着実に力は着けてきている。

四方を城壁に囲まれている所を攻めているような状況で、第二波、第三波で誰かが城の上に旗を立てるようになる。

そういうところが全体の視点である。

もう一つ、宗教が数やお金で勢力を簡単に取ってしまわない方がいい、苦労して政権を取れるほうがよい。

マスコミは何でこれだけ票を取れないんだという風に見ているが、次はそろそろ取ってくれるだろういうように思っている。

加減してやっている。あまり力を出し過ぎるといけないので、そういう努力をしている。

よく受かったたねというのを待っている。

菅政権をどれだけ持たすかを決めるのはどうにでも出来るんです。

時代は後から着いてきます。

信仰とは、この世的成功とは同じではない。茨の道を開いていくのが信仰である。

小さな成功を求めていない。

日本を丸ごとターゲットにしているので、幸福の科学の愛の大河から逃れることはできない。

日本全体がターゲットになっていて、世界中に波及していく。宇宙レベルで見ると解る。

日本全体が、信仰と伝道のターゲットになっている。

日本列島全体をじわじわと攻めている。

あえて人数を絞ってやっているので、目先はがっかり、悪く言われることもあるが、果たすべきことはやっている。

左翼思想を押し戻すことを主眼にしている。

正面突破、次第次第に洗脳されてくる。5%10%、2割、3割心情的シンパ5割になると票になる。

仕事的に見れば止めを刺すところが甘く弱かったが、保母の方(愛知・中根裕美さん)は4万票近く取った。

この世的駄目押しが弱かった。この世的に十分ではなかったが、しばらくやっているうちに幸福実現党を認識されてくるので、しぶとさ、忍耐強さ、打たれ強さで逆境に強くなっていく。

簡単に商売繁盛で招き猫型ではなく、信仰心が鍛えられた。

霊的、宗教的、あの世でも仕事が続いていくが、政党が一定の役割を果たしている。

この世的に結果が出ないことで諦めないでいただきたい。

「人間は実に手のかかるものである」―自分も無明の時があったし、説得するにも時間がかかる。

他の宗教の悪いところ、宗教界全体の不始末を負っている。

宗教が一般に受け入れられないということを分かっているが、海外は2~3年すると日本を超えてしまう。

世界的宗教に認められるのが先で、日本で認められるのが後になってしまうかもしれない。

ウガンダでは私の顔の写真が入ったバスが走っている。東京ではまだ走っていない。

外堀は埋まってきている。外にいる人は正確に評価している。

日本は宗教に対して先入観が非常に強く、武装解除するのは難しい。

蓮が一輪、二輪と半分になったら池が全部蓮になる。国内では最後の戦いになっている。

幸福実現党を悪く言っているのは少なくなってきている。新聞の広告ではクレームが来ないかこちらが心配するぐらいになってきている。

左翼系マスコミの朝日でも、菅直人、仙石由人の霊言の広告のOKを出したので東京新聞、系列の中日新聞でも。

東郷平八郎の如く、撃って撃って撃ちまくっている。うちてしやまん。

先行きは強くなるしかないと思っていただきて結構で、この宗教は単純な宗教じゃない、ジャーナリストには判定不能である。

宇宙レベルから見なければ判定できない。

千年、二千年、三千年の未来まで遺産を残すところまでターゲットになっている。

まだまだ先にある未来の人数の道筋、心の糧、未来の宇宙人にも視野に入っている。

やるべきことをきちんとやるのが私の使命である。

戦いはまだまだ続いてゆきます。

この国を仏法真理に根付いた国にするため、まだまだ戦いは止めません。

 
[2010-07.11参院選結果に対する幸福実現党の関連記事]
幸福実現党に関する、参院選・選挙結果と考察
幸福実現党の戦術的敗北戦略的勝利

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2010年7月19日 (月)

幸福実現党に関する、参院選・選挙結果と考察

幸福実現党が世に受け入れられるには、まだまだ時間がかかりそうです。
政権を取るには、長い長い道のり。
30年ぐらいかかるのでしょうか。
それにしても、「幸福実現党観察日記」さんは、よくまとめられています。
そして、考察力も深く、鋭いですね。
 
幸福実現党観察日記

幸福実現党に関する、参院選・選挙結果と考察
2010-07.12月 幸福実現党の政策とニュース
 
今朝、参院選の選挙結果が出た。
すでにほかのサイトで得票数などは書かれているが、こちらのサイトでも簡単なまとめと分析を行ってみます。
 あとで党から詳しい解説が出ると思いますが、それまでのつなぎに、うちの個人的な分析をご参考までにどうぞ。
 
 まず、得票数と得票率を分析するため、二つの表をご用意した。

(1) 幸福実現党の、地方別の票と得票率まとめ
 ★前回衆院選と比較するため、今回・前回を上下二段に並べた表を作成。

 それと、

(2) 比例区 得票数

 の二つである。
 読むのが面倒な方は、とばして表の後の考察へどうぞ。

――――――――――――――――――――――――――――
(1) 幸福実現党の、各県ごとの得票数と得票率まとめ

※上段は平成22年7月参議院結果
 下段は平成21年8月衆院選結果

選挙区 候補者
投票総数 得票数 得票率
——————————————————
北海道 大林 誠
投票総数 得票数 得票率
2,767,346   ●22,166 ●0.80%
3,329,159   ●45,263 ●1.36%
——————————————————
青森 候補者無し
投票総数 得票数 得票率
614,205  ―― ――
784,492 ●9,739 ● 1.24%
——————————————————
岩手 候補者無し
投票総数 得票数 得票率
 648,442   ――  ――
 802,881  ●7,719 ●0.96%
——————————————————
宮城 村上 善昭
投票総数 得票数 得票率
 989,029  ●7,319  ●0.74%
1,363,736  ●12,095  ●0.89%
——————————————————
秋田 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 591,308    ――   ――
 671,747   ●5,661  ●0.84%
——————————————————
山形 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 605,515   ――   ――
 712,976  ●12,488  ●1.75%
——————————————————
福島 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 992,441  ――   ――  
1,189,353  ●12,774  ●1.07%
——————————————————
茨城 中村 幸樹
投票総数 得票数 得票率
1,290,429  ●11,664  ●0.90%
1,547,319  ●40,043  ●2.59%
——————————————————
栃木 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 897,834  ――   ――
1,070,223  ●18,117  ●1.69%
——————————————————
群馬 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 922,385  ――   ――  
1,094,024  ●21,589  ●1.97%
——————————————————
埼玉 院田 浩利
投票総数 得票数 得票率
3,180,454   ●9,536  ●0.30%
3,742,777   ●74,833  ●2.00%
——————————————————
千葉 牧野 正彦 
投票総数 得票数 得票率
2,657,839   ●12,669  ●0.48%
3,192,049   ●46,859  ●1.47%
——————————————————
神奈川 加藤 文康
投票総数 得票数 得票率
3,898,727   ●13,459  ●0.35%
4,869,353   ●65,242  ●1.34%
——————————————————
山梨 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 434,660   ――   ――  
 509,990   ●6,356  ●1.25%
——————————————————
東京 矢内 筆勝
投票総数 得票数 得票率
6,082,403  ●10,496  ●0.17%
6,879,903  ●88,335  ●1.28%
——————————————————
新潟 笠巻 健也
投票総数 得票数 得票率
1,160,554  ●10,987  ●0.95%
1,417,578  ●15,434  ●1.09%
——————————————————
富山 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 573,930   ――   ――  
 656,878   ●7,512  ●1.14%
——————————————————
石川 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 548,664   ――   ――  
 703,618   ●7,859  ●1.12%
——————————————————
福井 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 415,004   ――   ――  
 477,980   ●6,461  ●1.35%
——————————————————
長野 臼田 寛明
投票総数 得票数 得票率
1,110,625   ●8,959  ●0.81%
1,294,864  ●14,283  ●1.10%
——————————————————
岐阜 加納 有輝彦
投票総数 得票数 得票率
 967,331  ●18,138  ●1.88%
1,213,113  ●18,665  ●1.54%
——————————————————
静岡 中野 雄太
投票総数 得票数 得票率
1,718,868  ●17,633  ●1.03%
2,083,951  ●31,870  ●1.53%
——————————————————
愛知 中根 裕美
投票総数 得票数 得票率
3,208,758  ●37,338  ●1.16%
3,961,936  ●80,446  ●2.03%
——————————————————
三重 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 887,351   ――   ――  
1,066,925  ●15,838  ●1.48%
——————————————————
滋賀 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 653,378  ――   ――  
 766,382  ●11,938  ●1.56%
——————————————————
京都 北側 智子
投票総数 得票数 得票率
1,091,522  ●11,962  ●1.10%
1,416,209  ●17,568  ●1.24%
——————————————————
大阪 深田 敏子
投票総数 得票数 得票率
3,910,129  ●21,027  ●0.54%
4,618,472  ●88,212  ●1.91%
——————————————————
兵庫 高木 義彰
投票総数 得票数 得票率
2,360,831  ●20,651  ●0.87%
2,972,910  ●62,466  ●2.10%
——————————————————
奈良 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 648,545   ――   ――  
 808,548  ●10,792  ●1.33%
——————————————————
和歌山 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 482,385   ――   ――  
 596,682  ●10,679  ●1.79%
——————————————————
鳥取 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 311,778   ――   ――  
 361,371  ●3,839  ●1.06%
——————————————————
島根 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 420,494   ――   ――  
 460,780  ●4,985  ●1.08%
——————————————————
岡山 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 864,721   ――   ――  
1,061,695  ●12,965  ●1.22%
——————————————————
広島 植松 満雄
投票総数 得票数 得票率
1,203,716  ●17,496  ●1.45%
1,579,578  ●26,985  ●1.71%
——————————————————
山口 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 728,838   ――   ――  
 854,431  ●10,166  ●1.19%
——————————————————
徳島 竹尾 あけみ
投票総数 得票数 得票率
 372,636  ●3,462  ●0.93%
 456,259  ●5,467  ●1.20%
——————————————————
香川 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 459,810   ――   ――
 
 571,364  ●7,150  ●1.25%
——————————————————
愛媛 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 667,586   ――   ――  
 836,816  ●11,372  ●1.36%
——————————————————
高知 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 402,078   ――   ――  
 427,637  ●3,791  ●0.89%
——————————————————
福岡 吉富 和枝
投票総数 得票数 得票率
2,196,258  ●25,693  ●1.17%
2,646,936  ●40,124  ●1.52%
——————————————————
佐賀 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 424,187  ――   ――  
 501,512  ●5,920  ●1.18%
——————————————————
長崎 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 705,668   ――   ――  
 827,283  ●11,091  ●1.34%
——————————————————
熊本 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 890,010   ――   ――  
1,044,432  ●16,099  ●1.54%
——————————————————
大分 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 604,471   ――   ――  
 701,234  ●11,046  ●1.58%
——————————————————
宮崎 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 518,197   ――   ――  
 632,694  ●10,956  ●1.73%
——————————————————-
鹿児島 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 796,371   ――   ――  
 988,009  ●11,498  ●1.16%
——————————————————
沖縄 金城 竜郎
投票総数 得票数 得票率
 543,730  ●10,832  ●1.99%
 679,632  ●10,213  ●1.50%
——————————————————

地方区 得票数合計
  投票総数 得票数 得票率
58,421,441  ●291,487  ●0.50% (←今回)
70,447,691   ●1,070,803   ●1.52% (←前回)

――――――――――――――――――――――――
(2) 比例区 得票数
平成22年7月参議院選挙
政党名      得票数 得票率
民主党          18,258,978      ● 31.53%
自民党          13,955,350      ● 24.10%
みんなの党       7,863,504      ●13.58%
公明党          7,572,040      ●13.08%
共産党          3,535,346       ● 6.11%
社民党          2,215,683 ● 3.83%
たちあがれ日本    1,221,748 ● 2.11%
新党改革     1,159,878 ● 2.00%
国民新党      991,887 ● 1.71%
日本創新党        490,124 ● 0.85%
女性党          410,340 ● 0.71%
幸福実現党        226,340 ● 0.39%
合計得票数      57,901,218

――――――――――――――――――――――――

 【得票数 まとめと分析】

 いかがだったでしょう。
 まず得票数。その票数だけを見て、がっかりした方も多かったに違いない。
 数だけ見ると、
 「えっ、前回の三分の一しか票が取れてないよ!
 実現党の支持率、前回の三割まで減っちゃったのか……」
 と思えてしまう数字なのだ。

 だがちょっと待った。
 この数字、そういうことではないのです。

 なんといっても、票が少なかった理由の筆頭は、

①候補者が少なかった

 ということ。

 前回は地方の全ての県の全ての地区に候補を出したが、今回は、上の表を見ると、二十八の都道府県で候補者を出していない。
 四十七都道府県のうち、半数以上に候補者がいなかったのだ。

 条件を前回と同じくするために、支持率が変わらないものとして、立候補した県の数で、予想得票数を計算してみると、前回比で、
 
 (47-28) ÷ 47= 0.4

 となるから、今回は、地方区ぜんたいで、
 前回の4割ぐらいの票が取れると、前回と同じ、ということになる。

 では、現実に、どのくらいの票が取れているか。
 表の数字をみると、だいたい地方区全体、前回比で3割ぐらい。

 ということは、前回の七割ぐらいの票を集めた、という計算になる。
 これは、実は、選挙前にリサーチされた、幸福実現党支持率のリサーチと同じ数字であった。
 けして三分の一に落ち込んだのではない。
 前回の七割ぐらいに落ち込んだのだ。

 いま、地方区だけで計算したが、比例区にもその影響は出ているのではないかと思う。
 全国スタッフのがんばりはかなりのものだっただろうが、やはり、マスコミが全く味方しない実現党は、候補者を多くし、現実の路上で一声でも多く聴いてもらうしか戦い方がない。
 そのスタイルにとって、候補者の数が票と相関関係にあるのではないかと推測される。

 では、前回の七割に支持率が減ったとして、その減った原因は何なのか……

 まず、大きな原因として、

②死票が嫌われた

 有権者は自分の票が死票になることを嫌い、組織票とか、ひいきの政党があるといった人々以外は、ほとんどの人が二大政党のどちらかに入れたのではないか。
 さらに、今回は、

③小政党の乱立

 があった。
 おそらくどこの小政党も、予測より遙かに少ない得票数に今ごろ渋面をつくっているのではなかろうか。
 小選挙区制で、ただでさえ、小政党に投票する人が少なくなったところへ、前回は「正論を語る小政党」は、実現党ぐらいしか見あたらなかったのに、今回は「たちあがれ日本」などをはじめ、いくつもの小政党が乱立して、票を奪い合った。
 議席ゼロは実現党だけでなく、なんと、国民新党なども同じ。ほかの小政党も一議席とるのがやっと。
 そして、そこへ、とどめのように

④みんなの党の躍進

 があった。
 今回は投票率がひどく低かった。
 おそらく投票に行かなかったのは、マスコミに扇動されて去年民主に票を入れた人たちだろう。
 察するに、その層は、マスコミの言うイメージを鵜呑みにして、去年民主に入れることで、「革命を成し遂げ」たり、「自民にお灸をすえ」、世の中が良くなると思ったはずなのに、埋蔵金は出てこず、民衆の英雄だったはずの鳩山氏は見る影もなくなり、マスコミの言われたとおりの未来は訪れない。
 なんだかよくわからない、つまらない気持ちで、今回の選挙、投票を放棄したのではないか。

 だが、それでもまだ、去年の夢の続きで日本を変えられると思った人々がいて、「みんなの党」を選んだ、ということだろうと思う。
 じつはこの政党はかなり主張に問題がある党で、行き詰まるのは時間の問題のような気がするのだが、もちろんマスコミを唯一の情報源とする一般の人々はそんなこと気づくはずもない。

 結局、この国の人々の意識はわずかしか変わっていないのだ。

 それを痛感したのが、今回、某女性仕分け人議員が真っ先に当選確実が出たことと、女性柔道家の議員の当選である。
 特に、前者は百七十万票を獲得したと言うから唖然とする。仕分けが国をダメにしていることが全く分からない人々が、なんと首都圏だけで百七十万人いたのだ。
 もはや、これから、東京の人が、他県を「田舎は民度が低いよなぁ」と笑いものにしたら、
 「……東京都民は、仕分け人の女議員さんに百七十万票入れたっけねェ」
 と瞬時に言い返せば、ぐうの音も出なくなるだろう。
 もっとおそろしいことに、この女性に関して「百七十万票も得票できるのなら、都知事選に出ても良い勝負が出来るかも知れない」「民主党がばらばらになったら、彼女は知事になってしまうかもしれない」という恐ろしい予測がちらほら出ていることだ。思わず背筋が寒くなった。

 ……まあ、都民を見ても、その程度の認識である。
 マスコミ信仰の徒である人々にとっては、「みんなの党」は、自民じゃないし、トップの渡辺喜美さんはなんとなく父上の代からなじみがあって信用がおける気がするし、なにより最も大事なこととして、マスコミからも叩かれていない、ということあたりで、「民主に続く希望の星・パート2」みたいな感覚で入れたのではないかと思う。
 特に、実現党との関連で言えば、郵政の件で、「みんなの党」は正論めいたこともいっているので、衆院選で幸福実現党に入れた「正論好き」の人々の票も、かなりこちらに流れてしまったのではないか。
 実現党に入れても死票になるが、みんなの党なら自分の票が生きる。

 以上が実現党が票を減らしたことに関する、大まかな考察である。
 どうしてどうして、これらの荒波をくぐりぬけて、前回比七割の支持率をとどめているとは、りっぱな実力の証明ではなかろうか。
 少なくとも、一回で終わる泡沫政党ではなかった、と言える。

【地方の健闘、沖縄の躍進】

 さて、都道府県別に実現党の票を見てみると、面白いことに、東京都周辺はまったく奮っていない。
 そのかわり、東京を補うかのように、地方は前回の七割から八割程度の得票率を得、健闘している。
 地方では、場所によっては支持が増えている、といえる。
 その根拠として、こんな話を聞いてきた。

 ……じつは、うちのご近所の支部の会員さんの中に、リサーチ会社のパートをやっている人たちがいる。
 その人たちの話では、
 「ふしぎなのよねぇ。
  前回の衆院選で、「どの党にいれますか」「だれにいれますか」の電話アンケートをやったときは、まる二日、電話をかけて、「幸福実現党とか、その候補者に入れる」っていったひとは一人いるかいないかだったのよ」
 「だけど、今回は、予算の都合でそれよりずっと少ない人数に電話調査したんだけど、一日で一人とか、三人とか、うちの候補の名前言う人がでてくるんだよねえ」
 「しかも、面白いことに、「候補者の名前」で出てくるの。その人たち、政党名だと「白票で出す」とか、「まだ決めてない」っていうんだよー。党より候補者なんだねぇー」

 ……現場が言うのだから間違いない。
 ひとえに、マスコミを介さずに街頭で声をからした候補者達のがんばりである。

 その中でも、今回最高に票をのばしたMVPは、沖縄であった。
 前回にくらべ、三割増しの得票数。(棄権率を考えると、支持率はもっと伸びているとも考えられる)
 ……得票率で言えば、都内の十倍くらいあるのではないか。

 理由ははっきりしている。
 これはもう、間違いなく、マスコミが「九万人」と報じた、「普天間反対の大集会」に乗り込んでいって、さんざんな目に会いながら
「普天間に基地は必要です!」
 と叫び、訴え続けたその姿と主張に因したことが、票をのばしたのだ。
 ほんとうによくやってくれました。すごいよ沖縄。

【明らかに信用はついている】
 さらに、じつは、ここには書けなかったが、まちがいなく実現党が浸透しているという手応えがある数字があるのだ。
 それは、各県の中の、さらに各市町村別の得票率である。

 今朝、わが県の選挙結果のテレビで、市町村ごとの得票率を見ていたうちの実母が驚いて叫んだ。

 「ちょっと! ××市だけ、実現党の候補の得票率が異常だわ! よその倍以上あるじゃないの! これ、どうしたのよ!」

 ……そうなのだ。
 うちの県の候補者は、最も重点的に回ったはずの市内ではなく、ちょっと離れた隣の隣ぐらいの市で、倍以上の得票率を得ていたのだ。
 なぜか。
 じつは、得票が、よその市の倍以上あった××市は、前回の衆院選に、うちの候補が立候補して戦った区域なのである。
 今回、彼は、前回戦った××市を出て、県庁所在地のある、●●市に引っ越してきて、一から仕切り直して参院選を戦った。
 正直、彼が、はじめて、必死に回った、●●市内の得票率はたいしたことがなかった。
 しかしね前回、衆議院の時に戦った××市の得票数が、なんと、他の地区の二倍から三倍近くはねあがっていた。
 ありがたいことに、前回の選挙区の人たちは、彼を覚えていてくれたのだ。
 彼の主張を記憶していてくれ、一票をいれてくれた。
 今回の選挙で、彼は総合で、一万票以上を得票することができている。

 こうしたことは、全国で起きているはずである。
 候補者の本気と熱意が燃え上がる地域は、あきらかに結果が出ている。
 まちがいなく、回を重ね、本気で戦い続ければ、信用がついてくる。
 実現党の選対は、おそらくこの事実に意を強くしているに違いない。
 『何ら恥じることはない。この戦いは、次につながる』、と。

【幸福実現党の意志】

 少し前になるが、幸福の科学で行った、ジーン・ディクソンの霊言では、「民主がダメでも政局はまとまらず、日本は混乱し続けるばかりだろう」とのことであった。
 (ちなみに、ディクソン女史の霊言では、その混乱が続く中、日本が中国の属国になるのは確実で、もはや時間の問題だそうである)

 しかしもうひとつ、今後の政局に関して、西郷隆盛の霊言であったか、
 「いまの小さい政党は、みななくなる。資金難で潰れていく」
 とも断言されていた。

 これは実現党にとっては、有利な話、とも受け取れる。
 なぜなら、小政党が全て潰れてしまっても、確実に実現党は戦い続け、信用を増し続けていくだろうからだ。

 大川総裁は、

 「幸福実現党が政権を取るには、三十年ぐらいかかるでしょう。
 そのとき私は地上にいません。
 でも、皆さんの理想を妨害する勢力は、すべて私が撃ち落として行きたいと思っています。
 みなさん、数十年後、私の墓前に「やりました! 政権、とりました!」といって報告にきて下さい。」

 というような内容を、青年部相手の講義で話したという。
 この大川総裁の意志は、まちがいなく、実現党の意志である。

 彼らは、自分たちの死後に来る日本の繁栄のために選挙を戦っている。

 今はまだ、出ては打たれ、出ては殴られ、死屍累々を築いては、人々に指さして笑われる実現党。
 しかし、歴史上、打ち倒されても打ち倒されても、ひたすら前に出て勝利した人々は、枚挙にいとまがない。

 前回の衆院選の終了後、
 「長州藩は負け続け、負け続けして最後に勝った。我々もそれに続く!」
 という話を本地川党首がしていたが、世界の歴史にも有名な話はいくらもある。

 あのマハトマ・ガンディーの指導した、「非暴力、不服従」によって独立をかちとったインドの人々。
 映画「ガンジー」では、隊列を組んで迫ってくるインド人たちを、えんえんイギリス兵が殴り倒す場面がある。
 イギリス兵たちは、嘲笑っただろう。
 力一杯、殴り倒したインドの人々を見て、「もう次はやってくるまい」と思っただろう。
 だが、人々は、再び立ち上がり、ひたすら前に出て幾度でも打ち倒された。
 そして、その意志は母国を変えた。
 彼らは知っていたに違いない。
 正しい理想の名のもとに、打ち倒されるは栄光である。
 打ち倒されて立ち上がるたびに、その身は勝利に近づいている。
 
 実現党もまた、この参院選を敗北とは思っていないだろう。
 倒されて立ち上がる姿こそが、最大の信用を増す実績になっているのだから。

 ……さて、次の戦いは、早ければ秋、といわれている。
 幸福実現党、つかの間の夏休みに突入である。
 みなさん、ごくろうさまでした。
 衆院選で、また会いましょう。

 
 
[2010-07.11参院選結果に対する幸福実現党の関連記事]
幸福実現党の戦術的敗北戦略的勝利

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2010年7月18日 (日)

落選法相の残留に非難ごうごう

まったくもう厚かましい。
「厚顔無恥」とは、このことなり。
 

落選法相の残留に非難ごうごう 月給162万円もゲット
産経ニュース 2010-07.14 22:35
 
 「参院選落選」という、これ以上ない民意を突きつけられながら、千葉景子法相(神奈川選挙区)が閣僚にとどまることに対し、党内外から批判が高まっている。千葉氏は菅直人首相に辞意を伝えたが、首相が強く慰留した。背景には千葉氏が辞任すれば、党内から内閣改造や党執行部の責任を問う声が激しくなりかねないことを懸念した「政局的打算」がうかがえる。(杉本康士)

 「絶対理解されるはずがない。千葉氏は大臣として戦って負けた。国民感情にもとる。神奈川県民を愚弄(ぐろう)していることにもなる」 

 産経新聞の取材にこう憤るのは民主党の長尾敬衆院議員(大阪14区)。長尾氏のもとには支援者らから、今回の菅政権の方針に抗議の電話が相次いでいるという。

 当然ながら自民党などの野党は「千葉氏は国民の審判を受けて落選した。法相としての存在意義をすでに失っている」(自民党首脳)と、批判のボルテージを上げる。

 首相は13日夜、記者団に「大臣は議員である人が多いが、議員でなくても適任者であればなれる。千葉氏は法曹出身でもあり適任者だ」と、千葉氏の続投は問題ないとの認識を強調。社民党の福島瑞穂党首も14日の記者会見で、「(選択的夫婦別姓を可能にする)民法改正と捜査の可視化を全力で実現していただきたい」と述べた。

 もっとも、首相は「そう遠くない時期に(民主党)代表選もある」として、千葉氏の任期は9月5日実施で調整されている代表選後の内閣改造までとの見通しを示している。となれば、千葉氏の在任期間は1カ月以上あるというわけだ。

 しかし、落選した閣僚が1カ月以上内閣にとどまるケースは過去に例がない。記録が残る昭和23年以降、衆参の国政選挙で落選後も閣内に残った閣僚は15人いる。だが、残留期間は第4次吉田茂内閣の林屋亀次郎国務相の27日間が最長だ。

 千葉氏は閣僚のポストにいる間、月額162万7560円の給与を受け取り続けることになる。また、法相は死刑執行の署名や検察指揮権のほか、外国人の在留・永住許可など幅広い権限を有する。千葉氏は13日の記者会見で、「議員の立場ではないからといって、それ(法相の権限)に大きく反することはしない」との考えを強調した。だが、“適格性”を疑問視する声は収まりそうもない。

 
 

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幸福実現党の戦術的敗北戦略的勝利

「木もれ陽散歩道」さんによると、今回の参院選(2010-07.11)
幸福実現党の「戦術的敗北戦略的勝利」であると、深遠に説いています。
  
木もれ陽散歩道

実現党の戦術的敗北戦略的勝利
 
 参院選、自民党は小選挙区で圧勝した。
そこに民主党に失望した国民の思いがあるのは確かだ。

一方で幸福実現党は、思うように得票率を伸ばせず一議席も確保することができなかった。
しかし今回幸福実現党は全国での候補擁立を取り辞め、比例候補も絞り込んだ。
もし幸福実現党が衆院選の時のように全国で候補者を立てていたら、おそらく得票率はもっと伸びただろう。
政党要件を満たす2%に加え、いくつかの議席も確保できたに違いない。
実はそうしなかった背景にこそ、自民党圧勝のからくりがある。
多くの小選挙区に候補を立てなかったことで、実現党員と幸福の科学会員票が保守政党小選挙区候補に流れた。
その多くは自民党候補に流れたのだ。

そうしなければ自民党はもし勝ったとしても十分な議席を確保することは難しかっただろう。
自民党に流れなかった票の一部は、みんなの党にも流れたからだ。

民主党政権に脅威を与えるためには核になる勢力を持つ保守政党がどうしても必要になる。
そうなると現在の日本ではやはり自民党を置いて他にはない。
民主党政権に対抗できる保守の勢力がなければ日本は一挙に左傾化が進む。
それはまさしく亡国の選択だ。
残念ながらまだ多くの国民にその危機感は無い。

だからこそ幸福実現党は身を犠牲にして自民党を救い、左傾化の流れを押しとどめたのだ。
確かにそれでも数名の議員の誕生には望みをつないでいたに違いない。
だから予想以上にみんなの党やその他の政党に票が流れたことは事実だろう。
その意味では戦術的敗北はあったと言える。
しかしその一方で民主党を敗北させ、保守の勢力を維持したことで左傾化の流れを停滞させた意義は大きい。
それは小さな勝利を捨てて大きな勝利を呼び込んだ幸福実現党の、戦略的勝利といえるだろう。

 
 

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2010年7月17日 (土)

絶版された本が電子書籍に

絶版された本が電子書籍で入手できるというのは、
とても魅力的な企画ですね。
どの程度反響があるのでしょうか。
とても楽しみです。
 

絶版された本が電子書籍に オンライン書店「絶版堂」が8月にオープン
2010-07.16金 12:59配信 はてなブックマークニュース
 
絶版となった本を手に入れたいけれど、図書館へ行っても、古本屋に行っても見つからない――そんな経験をした人も多いのではないでしょうか?8月にオープン予定のオンライン書店「絶版堂」では、そんな絶版書籍を電子化して販売するサービスが開始されます。

▽ 絶版堂 - 絶版書籍のデジタルデータ販売

絶版堂が8月から開始するのは、著者や著書の権利を持つ人に委託された絶版書籍を、PDF形式にデジタル化し、販売するというサービス。絶版された本は手に入れることが難しいため、このような状況を改善させるために、と絶版堂を立ち上げたそうです。現在は著者か著書の権利を持っている人の依頼にのみ対応。売り上げの65%が依頼者に配分されるほか、依頼者に対して絶版堂を紹介した人にも売り上げの10%が配分されるとのことです。販売価格は依頼者の希望によって決められますが、特に指定がなければ出版当時と同じ値段で販売されます。

はてなブックマークのコメントでも、「すばらしい!こんなサービスを待っていた。絶版本をどんどん復刊してください。」「復刊してほしい本いっぱいある」と期待を寄せる声が見受けられました。

 
[ツカミルのコメント]
☆日本では、電子書籍はまだ、それほど普及していません。
絶版書籍のデジタル化でシェアが広がるかもしれませんね。

☆世の中には、いくらでもニーズはあります。
例えば、お気に入りの本を好みのサイズに製本してくれるサービスなんてあれば、
有難いです。通勤電車の中で読む本はなるべく、小さくしたいです。
大きくて、重い本よりかは、文庫本や新書判程度の大きさが楽ですね。

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2010年7月11日 (日)

幸福実現党とはどんな政党か

マスコミに、徹底的に無視されている幸福実現党。
それをいいことに、他党は、政策を盗み放題。
他党は、幸福実現党の政策を自分の党の政策をつくるためのネタにしている。
即ちネタの宝庫にしている。
それでは、幸福実現党とはいかなる政党なのでしょうか。
  
幸福実現党観察日記

幸福実現党とはどんな政党か~参議院選挙 投票先に悩む人のための実現党ガイド
 
 投票が明日
(07/10時点)に迫った。
ほぼ全選挙区に候補者を出していながら、前回、今回と、マスコミにいっさい語られぬこの政党について、選挙直前に簡単にまとめておきたい。

★「下り最速伝説」となった菅政権

 この一ヶ月、参院選を徹底的に無視してきた各マスコミが、ようやく金曜日になって、支持率や速報を出し始めた。

●朝日新聞 【自民の支持率 民主を上回る 2010年07月09日】

http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000001007090001

をはじめ、
 読売新聞と日経の獲得議席・予測速報では、
 ・民主:45~48 議席
 ・自民:48~51 議席
 ・みんなの党:9~11 議席。
 さらに、朝日は
 【内閣支持率下落39%、不支持40% 朝日新聞世論調査】

http://www.asahi.com/politics/update/0704/TKY201007040329.html

 とまで言い出している。
 ちなみに、NHKニュース http://www.nhk.or.jp/news/ は、
 □政治……該当するニュースがありません
 
 という見事な無視っぷり。昨年の熱狂の衆院選の報道ぶりは何だったのかと言いたい。
 中国・北朝鮮並みの情報統制と偏向報道を、だめ押しで思い知らされた一ヶ月だった。

 
★幸福実現党の戦い、そして影響力

 選挙直前の菅政権に対し、どうしたことか、手のひらを返したようなマスコミの叩きよう。
 特に今週に入ってから、いきなり思い切ったかのように「支持率が低い」と言い出しているように見える。
 じつは、7月4日には、横浜アリーナで、大川隆法総裁の大講演会「未来への国家戦略」があり、その中でとんでもないマスコミ批判がなされていた。総裁曰く、

 「日本のマスコミと、民主党は密約を結んでいる。
 民主党は、『消費税十%はマスコミ各社には適用しない』、と、マスコミに約束しているのだ。
 恥を知りなさい!」
 という内容を語ったのだ。(←全世界同時中継で、英語通訳もついていたらしい。) 
 大新聞は、総裁の大講演会には必ず人をやっている。翌日の社説等のネタにするためである。
 そこへこの発言。飛び上がったに違いない。
 七月四日以降のマスコミが、したたかに痛いところをつかれて、必死でアリバイづくりをしているように見えなくもない。大川総裁が、民主党の追い落としのために最後の一鞭をマスコミに入れたのだ、と。

 そもそも、民主の横暴について、本来批判しなければならないはずのマスコミが、ひたすら沈黙し続けたこの一ヶ月の間、幸福実現党と幸福の科学の働きは大きかった。
 「菅さんは社会活動家出身、すばらしい」と讃える大新聞の記事のあとで、一枚めくれば、大々的に紙面一枚を使っていきなり、
 「ヒトラー・胡錦涛・菅直人」(←ならべただけで凄いアンチ効果だ)
 とでかでか広告が踊った。
 総裁はといえば、ほぼ毎日のように全国のどこかに入り、講義をし、オープンで霊言をし、片端からその内容を書籍化、そして新刊が出ると、さらにそれを新聞で宣伝。
 民主党はたまらない。かつてこんな脅威はなかったにちがいない。

 やがて、マスコミも続けとばかりに、徐々に批判の声を大きくしていったが、その内容はすべて大川総裁の後追いであったことは、講演会をチェックしている人々には一目瞭然だった。 
 マスコミにとっての幸福実現党とは、かっちり表面上では無視しておきながら、その主張は「民主党批判のためのタネ本」となっていたのだ。

 ところがその書籍が、同時に、民主党の中で、なんと、「政策のタネ本」として読まれているのだから面白い。
 菅直人の守護霊の霊言では、「民主党の若手が、経済政策は次々幸福実現党のそれを盗んでいる」といっているが、読者にとっては、こちらも守護霊に聞くまでもない盗用ぶりだった。

 なにしろ、二、三日前、実現党の石川党首がBS11に生出演した際のインタビュアーが、 (実現党の政策の一部に関して)
「民主党と同じ政策ではありませんか」といわれていたぐらいである。(実現党独自の「消費税を上げない」等に関しては無視されたらしい)

 石川党首は上品なのでその点は深くは言わず、
 「いいえ、沖縄に普天間は必要という候補を立てているのはうちだけです」
 と答えたが、じつは、「政策が民主党と同じ」なのではなく、中身のないアキカン内閣が、マスコミが無視しているのをいいことに、片端から実現党の政策を盗用しているのである。

 おかしかったのは、先日などは、今年の一月に出版されていた「坂本龍馬の新霊言」で語られていた「宇宙戦艦ヤマト」にまつわる冗談のような龍馬さんの言葉を、なんと、
 【文科省、宇宙戦艦ヤマトの映画ポスターを作製、4万校に配布……「政府は宇宙開発を重視しています」】http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100707k0000m040065000c.html
 という姿で現したのには恐れ入った。

★ネットの反応

 ネットでは、ごく自然に掲示板の会話の中で、幸福実現党の名前がちらほら挙げられるのを見かけた。
 しかも、決して叩かれているわけではない。
 ただ、実現党の名前が出ても、会話が続かない、というのも事実である。
 こんな流れを見ると「……ああ、きっと、わからないのだな」、と思う。
 はたして、幸福実現党がどんな政党か、マスコミが流さないので、一般は知らないのだ。分からないので長く話題にしようがない。

 ……たとえば、実現党は初陣の衆院選で百万票を獲得した(←これすら知られていない。数多い政治家の信者のうち、一人でも参加していれば、前回で実現党は「政党」になっていたのだ)。
 しかし、この百万票、いったい、支持層はどこなのか。公明のように、信者が支持しているのか。
 ……さらに、極右派で、軍備を整えろと言っているようだが、戦争を好んでいるのか。
 ……いっぽうで、世界中から移民を入れろといっているが、売国政党なのか。
 そのどれもが違っている、ということが、理解されていないのだと思う。 

★幸福実現党の支持層?

 まず、支持者であるが、なんと、意外なことに
 「幸福の科学の信者層と、幸福実現党の支持者は必ずしも一致しない」
 のではないかと思う。

 これを聞くと驚かれる方もおられるだろう。
 実現党でも、「信者が支持者」といっているむきもある。「ホントかよ」といわれるかもしれない
が、現場を見ていると、偽らざる感想がそうなのだ。
 そもそも、幸福の科学には政治家が多い。
 信者の中に民主から自民の議員や支持者が大勢いて、彼らは内心後ろめたく思いながら、実現党には来ないで、自分たちの活動をしているのだ。
 さらに、政治アレルギーの信者さんたちも、様子見で参加しようとはしていない。
 幸福の科学という団体、全体を見ると、団体は団体で、選挙とお構いなしに、宇宙人の霊言を出したり、学校をつくったり、映画をかけたりと、忙しく動いている。

 ……この点、公明と創価学会のように政治に特化した宗教、という感じでは、全くない。
 どちらかというと、幸福の科学の器の一部に、実現党が重なりながらはみ出ている、という印象を受ける。
 もし、幸福の科学が学会同様に選挙一本に活動をしぼったら、あっというまに第三党ぐらいにはなってしまっているだろう。それぐらいの規模である。
 では、誰が投票しているのか。
 どうも、信者以外で実現党の投票する人たちは、「いいことを言っている」「よく言ってくれた」と、心を動かされて応援してくれているのが特徴ではないか、と思う。
 たとえば、前回、今回と、名前も知られない僧職あがりの候補者が必死に訴えていると、演説が終わった後に近寄ってきて「よくいってくれた」「あなたがたのいっていることは本当だ」といってくるおじさんや、たまたま散歩していた老夫婦などがいた、という話を、ひじょうによく聞く。
 ほんとうに 「政策本位」 の人たちが、実現党をみとめて、票を入れている、という感じなのだ。
 では、そうした人たちを引きつける政策とは……。

★幸福実現党の政策

 幸福実現党、参院選の政策は、
 「富国・強兵・学問のすすめ」
 である。
 どれも、歴史でやった懐かしい言葉だ。
 司馬遼太郎氏が坂の上の雲の中で、「明治時代、稲と絹しか産業がない日本が、世界の列強と肩を並べようとした」と、書いた、ちょうどその内容の現代版、というところか。

 最後から順番にこの三つを見てみる。

 まず、「学問のすすめ」は、日本の公教育を復活させ、「塾のいらない学校」を目指すこと。http://www.hr-party.jp/inauguration/explanation04.html
 言葉を変えれば、これは
 「日教組に真っ向から逆らうような内容の教育を推し進めること」
 である。
 これに関しては、前回、日教組はもちろん、意外にも塾の経営者から「塾の営業妨害」と言われて、反対されたという。
 しかし、実現党の場合、塾をつぶすのではなく、「塾にはもっと高度な内容を求めたい」ということに加え、「塾を積極的に学校として認可」するという案も入っている。
 「トットちゃんのトモエ学園」のようなものを、全国にたくさん作れるようにするつもりなのだ。
 教育改革には、飛び級や学力別学級編成を認めることはおろか、適正のない子は戦前のように、学校に通わず自宅で家庭教師や親などが教育をつけても結構な社会をつくるのだ、という。
 「いじめ防止法」も、前回から一貫して訴えている。「学校だから」という甘えを許さず、犯罪は犯罪として処する、というものである。
 日教組の票を当てにしない、しがらみのない党だから言えることだ。

 つぎに、「強兵」。
 実現党は、とにかく、ひたすら、中国と北朝鮮が、日本に対してとんでもない野心をもっていることを徹底的に訴える。 http://www.hr-party.jp/inauguration/explanation03.html
これらについて、マスコミは、中国の悪口をいうと中国から追い出されてしまい、報道が出来ないために、知ってはいても、いっさい記事には出来ない。
 「しかし、このままでは日本は確実に中国の属国になるだろう」
 と、はっきり言う政党は実現党だけである。
 それに対して、「憲法九条の改正」によって、自衛力を持つ、という。
 米国が日本と手を切ろうとし、中国・北朝鮮が日本を攻め取ろうとして、核の照準を合わせていることを考えると当然のこと。これも労働組合の票にしばられていないから言える大切な正論である。

 そして、「富国」。
 何が強いと言って、実現党の経済政策は日本の政党で最強ではないかと思う。
 民主党が盗むわけである。
 http://www.hr-party.jp/inauguration/explanation01.html
 を見ていただくとわかりやすいが、いわば、田中角栄氏がやったようなことをもう一度、グレードアップして「リニア交通網」という形で行う、という。
 日本の整備が終わったら、次には世界の主要都市を結ぶ。
 農業はハイテク化し、ロボット産業・宇宙産業といった未来産業に大きくテコ入れする。

 特に、今回訴えているのは、消費税増税反対。
 一見、共産党・社会党に同じかと思われるが、違うのは、
 「増税で税収は増えたことはない。消費税を上げようとしたら不況が来て税収は減る」 
 という理論を訴えているところ。
 大川総裁は、「この国の経済音痴こそが第二の国難だ」
 といい、
  「デフレは、物の価値が下がるため、モノを持たなずにお金は手元に置いた方がトク、という状態。このときに消費税をあげたら、よけいモノを買う気がなくなる。消費税は絶対に上げてはならない」
 と説明している。

 言うまでもないが、実現党の政策の主なブレインは、大川隆法総裁である。
 「なんだ、やっぱり教祖の言うことをそのまま流すなんて、宗教団体じゃないか」というあなた。
 大川総裁の語る経済理論は、空理空論ではない。
 あなどるなかれ、総裁は、東大法学部卒後、総合商社で海外・国内と六年、商社マンとして自らを鍛えた。
 そののち、幸福の科学をゼロから立ち上げて、クリーンな手段で全世界に精舎を立てたり学校を設立し、途上国への援助までやっている。松下幸之助氏を彷彿とさせる事業の大きさと堅実な成功ぶりだ。

 失礼ながら、よその団体の、「宗教だけやってきた」とか、「借金の取り立て屋から折伏大行進でのしあがってきた」というのとは違うのである。
 戦後の日本の宗教界で、かつてない大成功を収めた人物が、手腕と見識のすべてを、惜しげもなく放出している。

 (前掲した七月四日の講演会を聞かれた方は、総裁の経済に関するコンパクトなレクチャーに納得されたことと思う。講演会では、

 「消費税の半分を還付するという。しかし、年収四百万とは、日本人口の半数。ならば、もはやこれは富裕税だ。年収四百万以上の人々は海外に移住することを考えるだろう。誰が子供やお年寄りを養う社会福祉のお金を出すのか」

 「国が赤字だと言うが、政府の債務は国の借金にあらず。あなたがたは資産を持っている。この国の五百兆の財産を、彼らは一言も言おうとしません。財産とは、道路、橋、建物、空港、すべて財産であって、あれは借金ではない。借金とは無益なバラマキのこと」

 「日本の経済は強い。日本の借金は、外国立てではなく円建てである」

 「日本がインフレで、アルゼンチンのようにになる、と言う。しかし、アルゼンチンと同様の事態になるということは通貨の価値が百分の一。一万円札が百円になるということ。今のデフレではありえません。」

 ……等々。しかも、その口調は憂国から来る激烈なもので、経済理論だけでこんなに人が感動させられるとは、誰も皆思わなかった)

★なんのために勝てない戦を続けているのか
 
 それにしても、こんなことをして何になるのか、と、人々はいうに違いない。
 いくら良い政策を出しても、マスコミに無視されて、負け、負け、負け。
 しかも政策だけはよそから盗まれ放題。
 評論家達は、「これはきっと、なにか腹に一物あるのだろう」、と勘ぐり続けている。
 しかし、その読みは外れ、前回も
 「危険だ。オウムのようなカルトだ、衆院選で全敗したら絶対テロを起こすからみていろ」
 と、江川紹子氏をはじめ声高に語る声があったが、全くそうはならなかった。
 それどころか、「政経塾」をつくって、三年後が本番だ、といい、三十年かけて政権党になることを目標としている、と言い出した。

 腹に一物なければ、なんでこんな、宗教団体にとって得にならないことをやっているのか。

 大川総裁は、七月四日、こうしたことも語っていた。

 「いま、ヨーロッパは不況に苦しんでいる。これを救えるのは日本しかない。日本は輸入を増やして円高消費を拡大しなければならない。そうすることで、世界恐慌になることを止められる。
 しかし、この日本が、菅政権がいうように、ヨーロッパと同じことをやったらどうなるか。増税したらどうなるか。日本もまた同じように沈んで、誰もヨーロッパを救うことが出来ないだろう。」

 ……これは真情だろう。
 大川総裁をずっとウォッチしてきた人なら分かると思う。
 東大出や、派手なパフォーマンスに隠れて見えないが、大川隆法総裁は、今どき絶滅したかのような、損得抜きで動く、昔ながらの宗教者なのだ。
 ドクター中松が、大江議員が、実現党の傘下に入ったポイントはここである。
 先行き大変な国難が起きると思えば、自腹を切り、声をからしてでも知らせて回る。
 総裁に面会したひとはだれでも、こんな憂国の士を、放っておけなくなってしまうのだ。

 しかも、総裁にあるのは無私の情熱だけではない。

  江川氏は、普天間問題のときに朝の番組にコメンテーターとして出て、
 「抑止力、抑止力って、いったいどこに対する抑止力なんですかっ?」
 などと言い、答えようとした識者をキャスターが遮ったので、結局どこに狙われているかわからない、日本が狙われているなんてアリはしないんじゃないんですか、という発想の人。

 対して、総裁は講演会で次のように述べている。

 「中国を見なさい。
 あの国では、十三億の二億人が失業している。
 そんな状態だというのに、軍備費を二十年拡大してどこを占領するつもりか。
 さらに、中国は女性の職業として、売春が六百万人いるといわれ、実数は三千万といわれている。これを放置して年収百億以上ある人が五百万人住んでいる国なのだ。
 格差の是正は中国にこそ必要ではないか。
 それがわからないなら菅首相は中国で政治をやればよろしい!
 我々は、せっかく、明治以降、多くの人材が努力し、「坂の上の雲」をめざして登ってきた、その日本の繁栄を、たった一回の選挙で終わりにしたくないのだ。」

 ……情報面においても、理屈においても、間違いなくこちらの方が筋が通っているように感じられる人は多いはず。
 この団体を長くウォッチしている一はみな、自民党が崩壊していく今、まさしく、
 「幸福実現党は自民党の正当な後継政党」
 として感じたのではないか。

★幸福実現党の勝つための戦略

 しかも、実現党は、ただ情熱に駆られて、あてどなく毎回動き回っているわけではない。
 その主張を通すために、幸福実現党は、まず「政党として認められること」を目指している。
 今回から、現職の参議院議員である大江氏が参加しているので、百~百二十万票を獲得することが出来れば、政党となり、マスコミすらも口をつぐんできたこれらの主張が堂々と政党討論会などで語られることになる。
 前回の衆院選の得票が百万票だったので、それは決して無謀な目標ではない。

 しかし、この目標は、あと二回ぐらい大敗しないとできないだろう、とも、実現党は読んでいる。

 マスコミに、徹底的に無視されているからである。

 なぜここまで正論を語って、ここまで徹底的に無視されているのか。
 ……幸福実現党の母体、幸福の科学とは、戦後の宗教団体として、そんなにおかしな団体なのだろうか。

★幸福の科学まとめ

 ここで、実現党の母体となっている「幸福の科学」は、実際どんな団体なのか、内容を簡単にまとめてみる。
 まず、中心の神さま、本尊はエル・カンターレという横文字の名の神であるが、その概念は日本人にもなじみのある「毘盧遮那仏(東大寺になどに仏像がある、巨大な仏の周囲に、たくさんの仏が集まった像)と呼ばれてきた仏に近い、毘盧遮那仏とは、「史実のゴータマ・シッダールタ個人を超えた宇宙仏で、宇宙の真理をすべての人に照らし、悟りに導く仏」というのが一般的説明。
 その仏を本尊として、その教えは、というと、
 「人間はもともとは霊であって、その魂がこの地上に、自らの学びや、理想的な社会の建設のために何回も宿っているといった存在である。いつかは心一つで霊界に帰るのだから、心をこそ調律し、仏の心を心とすぺく、探究と学び・実践を重ねて生きましょう」、
 という内容を中心として、天地創造から霊界の次元構造から、地上の文化・経済・政治・芸術・教育など、多岐にわたっている。
 具体的に信者に求められることは、根本経典である「正心法語」「祈願文」を折にふれて読み、
 「まず、無私の愛の心で、知を得るべく努力し、絶えず反省を重ねながら、実人生で個人と社会を発展させていきなさい」という(愛・知・反省・発展の四正道)が生き方の指針にそって生きよ、ということ。
 最近の活動の雰囲気の証言として、先日、雑誌「SPA!」に、雑誌の記者がなんと幸福の科学の「対人関係改善」関係のセミナーに出たという体当たり記事が載っていたそうであるので、機会があったらご参照いただきたい。

 また、この春開校した、幸福の科学学園はきちんと認可されて普通に学園として運営中であり、明朗会計で普通に運営能力があることも実証済みである。学園までの道路が未舗装であったのを、幸福の科学が私財持ち出しで大々的に舗装路にしている。後で気がついて、お役人が飛んできて頭をさげた、とか。 ( ←以上、幸福の科学に関しては、あくまで管理人 小生のまとめです。)

 ……とまあ、団体のほうは、こんな感じでつっこみどころがない。
 二十年前、中傷記事を書いた講談社に猛抗議をした件もあり、この団体を叩くときのマスコミの論調は、
 「お布施が集まりすぎるわー、お金持ちねえー、やあねえー、」
 「なによ、仏なんているわけないじゃないのよ、カルトよカルト!」
 という感じで揶揄をするにとどまっている印象がある。

★実現党の最大の敵は国民の「宗教アレルギー」

 しかし、かくまで穏当な団体でも、みなさん、宗教政党を隠しもしない実現党が、どこか「怖い」と思っているはずである。
 なにせ日本人の宗教アレルギーは相当なモノで。(下手したら、中国人の反日感情に等しい 強烈さではないか)
 先の敗戦で、日本はいくつかの洗脳を自ら課したようにみえる。
 その大きな一つである、「左翼は素晴らしい」「北朝鮮は地上の楽園」という洗脳はこの国から解けていっている。「平和憲法を守れば平和なままだ」という洗脳も、徐々にとけかかっている。
  しかし、もう一つの洗脳である「宗教はおそろしい」「宗教はうしろぐらい」、という洗脳は、まだ、全く、とけていないのだ。
 米国合衆国大統領が聖書に手を置いて宣誓するのはかっこよくとも、自国では宗教は飛んでもないワルモノ、なのである。
 ……実現党の最大の見えない敵は、国民全員に染み渡っている「宗教はダメ」という思いこみにほかならない。

 それに対して、彼らは「揶揄されても、叩かれても、ひたすら前に出つづけることで、誠意を示していくしかない」、と考えている。
 大敗しても、大敗しても、ひたすら訴え続ける姿こそが、いまの彼らの最大の武器なのだ。
 やがてその誠意は、伝わっていくだろうと思う。
 実現党は、すでに次の衆院選をにらんでいる。
 次に繋がる戦いをし続ければ、必ず理想の実現に一歩とどく、彼らはそう信じている。

 ……以上、幸福実現党の全貌を、ざっとまとめてみた。

 さあ、投票日。

 この集団が、今回の選挙で、どこまで「最大多数の幸福」の実現に、その一手をすすめることができか……今回の選挙も、深夜まで眠れそうにない、と思っている管理人 小生なのである。

 
 

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2010年7月 9日 (金)

未来ビジョンTV 第14回「教育再生プロジェクト」

毎週土曜夜 BS11 22:30~23:00

「未来ビジョン 元気出せ!ニッポン!」
http://www.bs11.jp/news/960/

ニッポンを元気にする技術や考え方を毎週紹介。

2010-07.03(土) 第14回放送 教育再生プロジェクト
ゲスト:渡邉美樹(ワタミ株式会社代表取締役会長・CEO)

ゲストは郁文館夢学園理事長・渡邉美樹さんです。
現在の教育システムの何が問題なのか?これからの教育システムの理想は?
企業創業者でありながら、教育委員会委員や教育再生会議委員なども務めたことのある
渡邉美樹さんならではの視点から、教育制度の未来ビジョンを熱く語っています!

100703未来ビジョン「教育再生プロジェクト」1/3

100703未来ビジョン「教育再生プロジェクト」3/2

100703未来ビジョン「教育再生プロジェクト」3/3

 
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新TV番組『未来ビジョン 元気出せ!ニッポン!』がスタート

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2010年7月 5日 (月)

気概ある大江議員に続け!

大江議員のような気概のある議員が、数多く出現することを期待します。
現職議員で、本物の政治家は、大江氏以外にいるのでしょうか?
 

あの幸福実現党に入党した大江康弘議員が激白!「覚悟を持たない人間に国家を語る資格はない!」 (2010-07.03 11:30 livedoorニュース)
 
 第22回参議院選挙が先月24日に公示され、7月11日の投票へ向けて選挙戦がスタートした。「みんなの党」や「たちあがれ日本」などのミニ政党が乱立する中、既成政党に対する不満票がどこへ流れ、どの政党が"第三極"になりえるかがポイントとなりそうだ。

 そんな中、宗教団体「幸福の科学」を母体とする団体「幸福実現党」へ、一人の現職議員が入党している。元「改革クラブ」の大江康弘参議院議員だ。今年の4月23日に舛添要一前厚生労働相が自民党を離党し、改革クラブへ合流して「新党改革」を旗揚げする際、大江氏はこれに異を唱えて脱退。5月14日付で「幸福実現党」への入党を発表した。ただし、教団へは入信しないという。

 先の総選挙で大川隆法総裁を含む337人を擁立しながら全員が落選し、供託金11億円以上を没収された同党は、これにより国会で初めての議席を獲得したことになる。教団が率いる政党へ入党した経緯や、改革クラブを脱退した背景、党としての参院選への展望などを大江議員に聞いた(同議員は今回の参院選では非改選)。

──幸福実現党への入党を決めた理由からお聞かせ下さい。

大江議員(以下、大江) 率直に、保守の理念と政策に賛同したからです。私は政治家ですから政策に共感できなければ行動をともにすることはできない。具体的には、日米同盟の堅持、拉致問題の解決、台湾問題などの国防・外交政策、景気回復を優先して小さな政府を目指す経済政策など、保守理念を体現する政策に賛同しています。

──入党については、大川隆法氏に昨年から打診されていたと報じられていますが。

大江 それは間違いです。私の支援者の一人に幸福の科学のシンパの方がいまして、その人を通じて、昨年の総選挙の後に実現党の林幹事長と会う機会があり、その後も何度か政策論などを交換していた。4月23日に舛添議員が自民党を抜けて改革クラブに入党し、「新党改革」を旗揚げすることになったわけですが、そのやり方に納得できなかった私は改革クラブを脱退しました。その後、実現党と話が進んで5月12日に入党、大川総裁とも今年の5月に初めてお会いしました。

──舛添氏が「改革クラブ」に入党するらしいという情報は、いつどのような形でお聞きになりましか。

大江 4月1日に、当時所属していた改革クラブの渡辺秀央代表に呼ばれ、そのとき初めて舛添氏入党の話を聞き、協力を求められた。私は、この話には大義がないと思ったのではっきり断ったんですが、渡辺代表は急に怒りだして、恫喝めいた言葉まで吐かれました。こんな人に9年間もついてきたのかと思うと正直哀しくなりましたね。

──政治家としての舛添氏をどうご覧になっていますか。

大江 自民党を中から変えると言って多くの仲間を集めていましたが、実際はただ執行部批判を繰り返しただけでしたよね。今回の離党に誰一人賛同者がいなかったことからも信頼度の低さがうかがいしれます。タイミングの悪さといい、政治オンチとしか言いようがないですよ。

──政党が国から政党交付金をもらうには、議員5名以上という要件を満たす必要があります。舛添氏が政党クラブに入ったのは交付金を得るためだけと指摘する声もあります。

大江 私はずっとそう言っている。舛添氏は政党交付金目当て、その舛添氏を党首に迎えて新党に参加した人たちは舛添人気目当て。人気に乗っかって「夢よもう一度」という人間たちが勝手に政党を作り上げただけ。野合の集まりで、そこに大義はない。自らが必死の思いと覚悟を持たない人間に国家を語る資格はないんです。

──大江議員は07年に民主党の比例区で当選され、その後、小沢体制に反発して08年に改革クラブへ参加されました。今回は二度目の離党となりますが、いったん議員辞職した後に、今度の参院選挙で実現党から立候補するという選択肢はなかったのですか。

大江 そういうご批判があることは当然、承知しています。ただ、これは脱法行為ではなく、制度として認められている。その中で、一人でも多くの国民に私たちの政治信条を伝えていきたいというのが願いです。ただ今後、「おかしいじゃないか」という国民議論が起こり、国会で審議されることになれば、そこはしっかりと受け止めていかなければならないと思います。

──民主党のどんな点に不満だったのですか。また、今の民主党をどうご覧になりますか。

大江 民主党は、本質的に国益を考えずに政局や選挙一点張りの発想なんです。政権を担う資格はない。菅総理は鳩山前政権の副総理で連帯責任があるはず。そのまま総理になるなどありえません。今まで自民党の総理が交代する際に「総選挙で民意を問え」と批判し続けた民主党が同じことをしている。メディアもそれを報じない。さらに、菅総理、仙谷官房長官、枝野幹事長という体制。鳩山政権よりさらに左寄りです。増税方針をとって景気を悪化させないかと、非常に心配して見ています。

──創価学会と公明党との密接な関係とは違い、幸福の科学の信者さんたちは元々の支持政党に投票する人も多いと聞きます。議席の獲得は難しいという声が多いようですが。

大江 政党自体の歴史が浅いですし、信者さんへの縛りも一切ないようですから。ただ、私は政策を冷静に見て欲しいと思っています。政策内容は大変素晴らしいんですよ。今すぐでも政権与党ができるくらい(笑)。ぜひマニフェストをご覧になって下さい。ただ、いかんせん選挙経験が少ない。街頭演説やポスター貼りなど頑張っているとは思いますけど。とにかく、縁のある方々にしっかりとお声をかけさせていいただき、真摯にお願いしていくしかない。

──大川隆法氏の"霊言"についてはどんなご意見をお持ちですか。

大江 畏怖の気持ちをもって受け止めているというのが正直なところです。もともと、宗教心を持って政治を行なうべきだと考えていましたし、これまで政治家としてがむしゃらに生きてきたため、その方面の勉強が不足しているのは事実です。ですから、大川総裁の本は一冊ずつ丁寧に読んでいますよ。ただ、5~6月だけで20冊以上出ているので、読む方が追いつかないというのはありますけどね(笑)。今後の私の課題は、早く信者のみなさんのレベルに近づくこと。しっかり努力していきたいと思っています。
(文=浮島さとし)


 
[大江康弘参議院議員 関連記事]
大江康弘参議院議員入党

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2010年7月 2日 (金)

霊界を含めた科学

偉大な科学者ニュートン。
観察力が鋭い、誰も思いつかないようなアイディアがひらめく、
説明能力が高い、
それだけでは、言い尽くせません。
科学者としての本物の悟りの高さを感じます。

以下は、「ニュートン霊示集」からの抜粋です。
●第4章● 私の見た世界 (1989年1月23日霊示)

1 地上の生活を霊界の存在形式に近づけた科学

 アイザック・ニュートンです。今日は、科学者として私がこちらで見た世界について話をしていきたいと思います。こちらというのは、言うまでもなく、あなた方が霊界という言葉で呼んでいる世界のことです。
 この霊界は、ひじょうに広大無辺な世界で、いまだかつてこの世界のことが明瞭、明確に説き明かされたことはないと言ってよいでしょう。なぜ、この世界が厳然として存在するにもかかわらず、明瞭、明確に説き明かすことができないのでしょうか。
 そしてまた、だれもそのことに成功しないのでしょうか。この事実について考えてみたいと思うのです。
 地上の人びと、とくに科学を勉強し、それを心棒している人たちは、どうしても霊界というものに対して背を向けがちであります。それがなぜなのだろうか、と考えたときに、大きく二つの原因がそこにあるように、私には思えるのです。
 第一の原因は、この死後の世界というものが、科学的アプローチによって、きわめて検証しにくい世界であるということです。海の底であるとか、あるいは大気中、宇宙外、こうしたところは人間的努力によってある程度探究の可能性がありますが、この霊的世界はそう簡単に探究できない。そして、探究できるのは科学者と言われる人びとではなくて、突如、天から降って湧いたような霊能者、預言者といわれるような方であるからなのです。そこで科学者は方法論的問題において、まず第一番目の困難に行き当たるわけで、こうした方法論的にきわめて可能性が少ない場合、彼らは自動的にその世界を避ける傾向にあります。
 第二の原因は、やはりこれは教育あるいは文化の問題として考えられるでしょう。霊的世界について語ったことは、これは人間が原始の時代に素朴に信じていたこと、というふうにとられて、近代社会のなかではそうしたものはないという考えが主流になってきているからです。
 この考え方の基礎をなすものに、二つあると思います。
 一つは、技術的進歩によって、環境を変ええた、人間を幸福にしえたというその自負の面だと思います。地上を幸福にするものは、神だとか霊だとかいうものではなくて、人間自身が工夫し創意し発明した科学技術なのだ、という一つの自惚れ(うぬぼれ)です。これがあると思います。
 もう一つは、地上がひじょうに住みよいものとなってきたという事実そのものに帰せられることでしょう。地上が住みよくなってきた、ひじょうに便利になり、面白くなってきた。こうしたこと自体、霊的関心を失わせしめるのに、十分な基礎をつくっていると言えるかもしれません。人間は不自由ななかにおいては、自由を求めます。けれども、自由のなかにおいて自由を求める心は、次第しだいに薄れてきます。
 まず、情報の自由があります。世界各国の情報を瞬時のうちに入手できるといった自由があります。また、これ以外にも、交通機関、運送、移動の自由というものがあります。こうした移動の自由はある意味で地上生活を霊界に近づけているといってもよいかもしれません。
 ほんの数十年前には、地球の裏側にまで旅行するということは、きわめて難しいことであったかもしれませんが、現在ではだれもが海外旅行に出掛けて行きます。飛行機という便利なものがあって、地球の裏側でも十数時間で行けるようになりました。これは、地上の人間の生活がある意味において、きわめて霊界に近づいている、その理解や価値観は別として、その存在形式、運動形式自体が霊界に近づいていると言うことができるのではないかと思います。
 すなわち、霊界というのは念う速度にきわめて近い速度で、空間移動ができる世界のことです。それゆえに、飛行機の登場、また飛行機以外のものであっても、きわめて高速度で移動できるものの登場は、霊界の運動法則を地上に現出させるのに効果があったと言えるかもしれません。

 
[ニュートン霊示集 関連記事]
宇宙の秘密 2節,3節 …「ニュートン霊示集」 第6章 2節,3節

 
[ツカミルのコメント]
霊界を信じない科学者は多いと思います。
とても惜しいです。
近い将来、霊界も視野に入れた科学が、普通になるでしょう。
その前に、乗り越えなければならないことは、
霊界の存在を認めること。
特に脳科学者は、とてもお気の毒です。
「脳を探究することが心や精神の探究」と思っているのでは…
勿論、脳と心、あるいは脳と精神は関連性は深いです。
あまりにも、脳が全てであると、位置付けているのが間違いだと思います。

これからの科学は、霊界の存在を前提とした科学でなければ、
地球文明が大きく飛躍することはできません。
実際、科学文明が進んだ異星人は、瞬時に異次元空間を移動する技術を持っています。
それは、霊界を含めた科学技術であるからと言えます。

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2010年7月 1日 (木)

消費税率 単純比較の愚

財務省主導で、「消費税増税はやむなし」という雰囲気を高めているようです。
騙されてはいけません。
世界各国の消費税率は、単純には比較ができません。
 

「日本の消費税率は低い」は大ウソ  (2010-0629 10:00 livedoorニュース)
 
●税率を単純比較するのはナンセンス


 菅首相が突然ブチ上げ、参院選の争点に急浮上してきた消費税率の引き上げ論議。財務省がよく使うのが、「世界でも日本の消費税率は低い」という“解説”だ。しかし、これにダマされたらダメだ。とんでもないカラクリがあるのである。

 消費税を導入している国は現在、145カ国。財務省のホームページを見ると、日本と主要国の消費税を比較する資料があり、日本の5%に対して、フランス19.6%、ドイツ19%、イギリス17.5%、スウェーデン25%――などとなっている。数値を見れば、日本の税率が低く見えるが、そんな単純な話ではないのである。

「主要国の多くは、食料品など生活必需品の税率を軽くしています。イギリスでは食料品、国内旅客輸送、医薬品などの税率はゼロ。フランスも新聞、医薬品の税率は2.1%です。アイルランド、オーストラリアも食料品の税率がゼロ。日本のようにすべての国民を対象に、日用品も贅沢品も関係なく一律に分捕る制度ではないのです」(経済ジャーナリスト)

 一概に比較できない数値を“喧伝”して「増税やむなし」の雰囲気をつくろうとする財務官僚には注意した方がいい。税収(国税)に占める消費税の割合を比べると、日本の36.3%に対して、イギリスは38.4%。日本の2倍の消費税(10%)のオーストラリアは26.8%だから、日本国民の消費税負担が極端に軽いワケではない。

「『日銀貴族』が国を滅ぼす」の著者で、旧日本長期信用銀行出身の経済評論家・上念司氏はこう言う。

「米国・カリフォルニア州では家の売買に消費税はかからない。課税対象が限定されている国と、すべてに課税される日本を比べて消費税率を論じるのはおかしいのです。これは『日本の法人税率は高い』という言い方にも当てはまる。ナフサ原料の非課税(約4兆円規模)などの税制優遇があるのに、法人税だけを見て、日本の企業の税負担は大きいというのは乱暴です」

 仮に消費税増税の方向に向かうとどうなるのか。

「増税で財政再建した国はどこもありません。EU統合の際、財政赤字を減らすために各国が取った方法には『歳出削減』と『増税』の2通りあったが、増税を選んだのは(事実上破綻した)ギリシャとイタリアの2カ国でした。デフレ下の日本で増税すれば、さらにモノが売れなくなり、税収も落ち込む。官僚たちの言い分を信じてはいけません」(上念司氏)

 菅首相にはもっともっと説明を求めなければダメである。

(日刊ゲンダイ2010年6月26日掲載)

 
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