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2010年3月28日 (日)

米国民「それでもトヨタが好き」

ZAKZAK
【饗庭直道 いざ!幸福維新】米国民「それでもトヨタが好き」

 今月25日に、元航空幕僚長の田母神俊雄氏とニューヨークにてパネルディスカッションを行う関係で、現在、渡米中である。こちらに来てみると、日本で報道されていることが、意外と誇張されたり、偏った見方であることが多い。

 例えば、トヨタ問題に関する米国民の反応。南部で最も経済成長が著しいアトランタ(CNNとコカ・コーラの本拠地)では、空港からホテルまで車で向かう途中、「6秒に1台」は、日本車と行き交った。

 性能(故障が少ない)とサービスの面で、トヨタの信頼はいまだに絶大のようで、「それでもトヨタが好き!」と米国市民が次々とコメントしているトヨタのテレビCMが、人気を呼んでいる

 また、こちらで会った、ある都市の役人からも、開口一番、「我々の多くはトヨタを支持している。社長の謝罪など必要なかったと考えている国民は多い。政府主導の異常なバッシングだ」と言われたほどである。

 さて、今回の渡米で注目していたのがサンディ・スプリングス市(ジョージア州)である。理由は、全米で初めて(世界でも初)、市民投票により、市役所の行政サービスのすべてを民間企業に委託する運営スタイルを導入した画期的な街だからだ。

 4年前に新市政がスタートして以来、シティ・マネジャーと呼ばれる7人ほどの職員以外はすべて民間で運営し、コストも効率も、サービスの品質もすべて向上したという。毎年、黒字決算を重ね、市民の90%が「サービスに満足している」という評価を下している。

 エヴァ・ガランボス市長に話を聞くと「満足度の鍵は競争原理の導入にあります。役所は旧来、競争のいらない温床だったため、サービスの品質向上や改善に努力しない役人を増やし続けてきました。消防と警察以外、政府は小さいほうがよいのです」とのこと。

 財政破綻に苦しむ日本の市町村運営の大きなヒントが眠っているのではないだろうか。ちなみに「小さな政府」論については、本日発刊の幸福実現党の党首・木村智重著『幸福維新を起さん!』(幸福の科学出版)にも詳しいので、ぜひ、参照していただきたい。(幸福実現党広報本部長代理・饗庭直道)

 
[ツカミルのコメント]
☆日本の報道は、誇張や偏見があるので、鵜のみにはできないですね。

☆これは好みの問題ですが、トヨタの車は個性がなく、個人的には魅力を感じません。
車にうるさい人はトヨタは選ばない傾向があるのでは…
ホンダ,三菱,マツダの方が個性が強いです。
どの車のメーカを選んでいいのか分からない人には最適かもしれません。
ただ、トヨタは、日本を代表する車のメーカですから、立ち直って欲しいです。
伝統ある優良な企業ですから心配ないと思っております。


☆行政サービスもやり方しだいで、見違える程良くなるもんなんですね。
サンディ・スプリングス市(ジョージア州)の行政サービスはとてもいいモデルケースのようです。

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